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見直される宗教の役割宗教と公共空間

宗教と公共空間 見直される宗教の役割

A5判 288ページ
価格:4,840円 (消費税:440円)
ISBN978-4-13-010410-4 C3014
奥付の初版発行年月:2014年07月

内容紹介

今日,宗教は私的/公的領域という二分法には服すことなく,新たな様態をとりつつある——.宗教と社会をめぐる諸理論や歴史的経験の検討を通して,制度化された「宗教」から,たえず流動する「宗教的なるもの」への生成を論じる,新たな学問的考察の試み.


目次

序論 沈黙の眼差しの前で(磯前順一)

I 欧米理論の批判的考察
1章 〈公共宗教〉再考——排除と複数性,そして世俗主義(磯前順一)
2章 二つの世俗主義——公共宗教論の更新(藤本龍児)
3章 公共圏における宗教——宗教的市民と世俗的市民による「理性の公共的使用」のための認知的前提(ユルゲン・ハーバーマス)
4章 世俗化時代のヨーロッパ(ルシアン・ヘルシア)
5章 宗教と公共性——「境界」から「空間」へ(


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