神の亡霊 近代という物語
四六 336ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-013151-3 C1010
奥付の初版発行年月:2018年07月 / 発売日:2018年07月下旬
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-013151-3 C1010
奥付の初版発行年月:2018年07月 / 発売日:2018年07月下旬
内容紹介
責任ある主体として語りふるまう我々の近代は,なぜ殺したはずの神の輪郭をいつまでも経巡るか.臓器の所有,性のタブー,死まで縦横に論じ反響を呼んだ小会PR誌『UP』連載に,著者の思考の軌跡をふんだんに注として加筆した渾身の論考.すべてが混沌とする現代の問題に,自分で思考することを試みる.
目次
序 近代という社会装置
第1回 死の現象学
第2回 臓器移植と社会契約論
第3回 パンドラの箱を開けた近代
第4回 普遍的価値と相対主義
第5回 「べき論」の正体
第6回 近代の原罪
第7回 悟りの位相幾何学
第8回 〈開かれた社会〉の条件
第9回 堕胎に反対する本当の理由
第10回 自由・平等・友愛
第11回 主体と内部神話
第12回 真理という虚構