表象のディスクール
テクスト−危機の言説
A5判 288ページ
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-014112-3(4-13-014112-0) C331
奥付の初版発行年月:2000年03月
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-014112-3(4-13-014112-0) C331
奥付の初版発行年月:2000年03月
目次
I 詩学のプラクティス
表象の遅延装置としてのテクスト(阿部良雄)
ロートマン的テクスト論の射程(桑野 隆)
レオナルドの教え
——ブルトンの3つのテクストにおける描写と投影の問題(竹内孝宏)
あなたは花や葉に満ちた枝のように……
——ユーリイ・オレーシャの比喩と人生(沼野充義)
II 小説という装置と文学の行為
ドストエフスキーの「気分体」人間(中村健之介)
文学的行為——ドストエフスキー『貧しき人々』をめぐって(番場 俊)
世界に羽ばたく鸚鵡たち(赤塚若樹)
『豊饒の海』——あるいは型に嵌められた現実(根本美作子)
固着と転位——志賀直哉というテクスト(山田広昭)
III 古典主義とその亀裂
暴君の教訓(高田康成)
振舞と模倣——「叙事演劇」とその演技論に寄せて(高橋宗五)
物語る人びと——中世ヨーロッパの文芸受容について(一條麻美子)