死生学
死生学1 死生学とは何か
A5判 280ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-014121-5 C131
奥付の初版発行年月:2008年05月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-014121-5 C131
奥付の初版発行年月:2008年05月
内容紹介
死生学は新しい学問分野である——.今日,人びとは死を前にしてよりどころを喪失し,強い不安のなかにいる.そのような時代に死生学が果たすべき役割は大きく,また切実である.死生学の輪郭を明らかにするとともに,現代の死生観を多彩な執筆陣で探究する.
目次
I 死生学とは何か
1章 死生学とは何か——日本での形成過程を顧みて(島薗 進)
2章 死生学と生命倫理——「よい死」をめぐる言説を中心に(安藤泰至)
3章 生権力と死をめぐる言説(大谷いづみ)
4章 アメリカの死生観教育——その歴史と意義(カール・ベッカー)
5章 英国における死生学の展開——回顧と現状(グレニス・ハワース)
II 死の臨床をささえるもの
6章 生と死の時間——〈深層の時間〉への旅(広井良典)
7章 なぜ人は死に怯えるのだろうか(芹沢俊介)
8章 エリザベス・キューブラー・ロス
——その生と死が意味すること。(田口ランディ)
9章 「自分の死」を死ぬとは(大井 玄)
10章 死の臨床と死生観(竹内整一)