知の生態学的転回
知の生態学的転回2 技術 身体を取り囲む人工環境
村田 純一:編
A5判 308ページ
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-014132-1 C3310
奥付の初版発行年月:2013年07月
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-014132-1 C3310
奥付の初版発行年月:2013年07月
内容紹介
環境によって作られてきた人間は,環境を改変してきた存在でもある.本巻では,この人間=「技術的環境内存在」のあり方を空間,運動,道具の使用と制作の観点から具体例に沿って明らかにする.
目次
序章 知覚・技術・環境:技術論の生態学的転回(村田純一)
第I部 環境に住まう
第1章 現象としての光の建築(吉澤 望)
第2章 サウンドテクスチャー——日常音環境の知覚を可能にする情報単位(伊藤精英)
第3章 「つくる」と「つかう」を超えて(関 博紀)
第II部 アフォーダンスを設計する
第4章 依存先の分散としての自立(熊谷晋一郎)
第5章 動きの生まれる椅子を作る(野村寿子)
第6章 エコロジカルな看護——出産環境のアフォーダンス(谷津裕子)
第7章 追いこまれるニーズ(川内美彦)
第III部 21世紀の技術哲学
第8章 スポーツとテクノロジー(長滝祥司)
第9章 人工環境と切り結ぶ身体——メディア研究の生態学的転回(柴田 崇)
終章 技術の哲学と〈人間中心的〉デザイン(直江清隆)
用語説明