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東京大学と漢学の近代史「支那哲学」の誕生

「支那哲学」の誕生 東京大学と漢学の近代史

A5判 324ページ
価格:8,140円 (消費税:740円)
ISBN978-4-13-016052-0 C3010
奥付の初版発行年月:2024年11月 / 発売日:2024年11月下旬

著者プロフィール

水野 博太(ミズノ ヒロタ)

東京大学附属図書館特任研究員
1988年生まれ。東京大学文学部卒、同大学院博士課程修了。博士(文学)。著書は「井上哲次郎の東洋哲学と服部宇之吉の儒教倫理」(牧角悦子・町泉寿郎 編『講座 近代日本と漢学 第4巻 漢学と学芸』戎光祥出版、2020年)。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序章 東京大学と近代漢学
第1章 漢学から「支那哲学」へ――草創期の東京大学および前身校における漢学の位置と展開
第2章 漢学から「日本哲学」へ――井上哲次郎による世界発信の挑戦とその挫折
第3章 漢学から「実用支那学」へ――井上(楢原)陳政を中心とした明治期の漢学改革論
第4章 「孔子教」の前提――島田重礼と服部宇之吉
第5章 漢学から「孔子教」へ
終章 中心と周縁


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