日本資本主義史論
A5判 352ページ
価格:6,380円 (消費税:580円)
ISBN978-4-13-020090-5(4-13-020090-9) C302
奥付の初版発行年月:1999年05月
価格:6,380円 (消費税:580円)
ISBN978-4-13-020090-5(4-13-020090-9) C302
奥付の初版発行年月:1999年05月
内容紹介
日本資本主義発達史研究の論争点に関して,長年にわたり旺盛な研究活動を行ってきた著者の論考の集大成.『日本資本主義発達史講座』の成立事情から寄生地主制論争,マニュファクチュア論争に至るまで,その今日的意義と限界を明らかにするとともに,新たな視角を提起する.大石「日本近代史論集」四部作完結.
目次
はじめに
第1部 日本資本主義論争と寄生地主制論争
第1章 日本資本主義論争と農業=土地問題
第2章 『日本資本主義発達史講座』の刊行
第3章 マニュファクチュア論争と寄生地主制論争
第4章 藤田五郎の「豪農マニュ」論
第5章 農民層分解の論理と形態
——いわゆる寄生地主制の研究のための一試論
第2部 日本資本主義史研究の課題と方法
第6章 日本産業革命研究の課題と方法
第7章 日本帝国主義史研究の課題と方法
第8章 第一次大戦後の国家と諸階級の変容
第9章 戦後改革と日本資本主義の構造変化
——その連続説と断絶説