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戦時日本農村社会の研究

戦時日本農村社会の研究

A5判 320ページ
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-020120-9(4-13-020120-4) C302
奥付の初版発行年月:1999年06月

内容紹介

1930年代の官製国民運動としての農村経済更生運動の研究を通じて,戦時下の農村支配体制はどのように再編されていったのかという課題を明らかにし,さらに農地改革等を経て,戦後に農協を中心としたシステムに再編成され受け継がれていく歴史的過程を実証的に分析する.


目次

序章 課題と方法
第1章 日本ファシズムの形成と農村経済更生運動
第2章 戦時下農民諸階層の対抗と再編
第3章 日本ファシズムと農村協同組合
第4章 農村経済更生特別助成事業の展開
第5章 農村経済更生運動と翼賛体制
第6章 農村の危機の進行
第7章 戦時下農村の構造変化
第8章 戦時体制と農村社会
第9章 戦後改革と農村社会——その連続と断絶


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