古代文書論 正倉院文書と木簡・漆紙文書
A5判 336ページ
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-020121-6(4-13-020121-2) C302
奥付の初版発行年月:1999年11月
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-020121-6(4-13-020121-2) C302
奥付の初版発行年月:1999年11月
内容紹介
古代文書の機能,様態の再検討のための条件が整いつつある.翻刻・復原が進む正倉院文書を軸に,木簡・漆紙文書などの出土文字資料の研究成果を手掛かりにして,古代文書研究の方法・方向,そして古代国家研究の新たな分析視角を追究する論文集.
目次
第1部 正倉院文書による古代文書の再検討
正倉院文書の原本調査 杉本一樹
正倉院文書編纂の成果と古代文書論再検討の視角 石上英一
正倉院文書の継文について 山口英男
写経事業と帳簿 大平 聡
正倉院文書と続日本紀 栄原永遠男
第2部 古代文書論の新しい視角
出土文字資料と正倉院文書 平川 南
文書木簡と文書行政 三上喜孝
古代の文字資料と書写の場 佐藤 信
平安時代の文書とその機能 加藤友康