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戦時国際法と帝国日本戦争・植民地支配とアーカイブズ1

戦争・植民地支配とアーカイブズ1 戦時国際法と帝国日本

A5判 594ページ
価格:13,200円 (消費税:1,200円)
ISBN978-4-13-020351-7 C3020
奥付の初版発行年月:2024年12月 / 発売日:2024年12月上旬

著者プロフィール

安藤 正人(アンドウ マサヒト)

国文学研究資料館名誉教授
1951年生まれ。東京大学文学部卒、同大大学院人文科学研究科修士課程修了。ロンドン大学ユニバシティ・カレッジ大学院アーカイブズ学修士課程修了。ロンドン大学博士号(Ph.D)取得(アーカイブズ学)。国文学研究資料館アーカイブズ研究系教授、学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻教授を歴任。専門はアーカイブズ学理論、アーカイブズ史、日本近世・近現代記録史料論。著書は『記録史料学と現代――アーカイブズの科学をめざして』(吉川弘文館,1998年)、『アジアのアーカイブズと日本――記録を守り記憶を伝える』(岩田書院、2009年)、翻訳書(共訳)として『アーカイブズ論』(明石書店、2019年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに

序章 「失われた記憶」――アーカイブズ史のまなざし

 第Ⅰ部 戦争とアーカイブズをめぐる国際関係
第1章 国際法におけるアーカイブズの地位――戦時国際法を中心に
 補論1――敵産管理法制とアーカイブズ
 補論2――戦争とアーカイブズをめぐる日本の国際法認識
第2章 第二次世界大戦期における在外公館文書をめぐる日英の確執
第3章 1940年上海土地記録問題をめぐる日本と欧米諸国

 第Ⅱ部 植民地支配とアーカイブズ
第4章 日本の植民地支配と「植民地アーカイブズ政策」
第5章 「満洲国旧記整理処」――望まれざる「植民地アーカイブズ事業」
第6章 朝鮮総督府統治下の「植民地アーカイブズ事業」


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