戦間期中国<自立への模索> 関税通貨政策と経済発展
A5判 320ページ
価格:5,940円 (消費税:540円)
ISBN978-4-13-021065-2(4-13-021065-3) C302
奥付の初版発行年月:1999年06月
価格:5,940円 (消費税:540円)
ISBN978-4-13-021065-2(4-13-021065-3) C302
奥付の初版発行年月:1999年06月
内容紹介
戦間期の中国は列強に翻弄された受動的な存在ではなく,主権の回復・強化をめざし,国際関係にも新たな衝撃をあたえる主動的な存在であった.本書は,外交と経済との接点である関税政策に焦点をあわせ,近代的国家形成を追求した中国の実像を描く.
目次
序章
第1章 財政外交戦略と二八年関税
第2章 日中関税協定と三〇年関税
第3章 対英米連携・抗日戦略と三三年関税
第4章 対日譲歩戦略と三四年関税
第5章 日中戦争前夜の関税貿易政策
第6章 関税による財政確立と経済発展
第7章 国民政府成立期の海関行政と日・英
第8章 幣制改革とその後の中国経済
終章