朝鮮数学史 朱子学的な展開とその終焉
川原 秀城:著
A5判 344ページ
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-021074-4 C3022
奥付の初版発行年月:2010年10月
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-021074-4 C3022
奥付の初版発行年月:2010年10月
内容紹介
朝鮮数学史は朝鮮文化史の一部分であり,またグローバルな文化史の重要な構成要素の一つでもある——朝鮮数学を軸に,朝鮮文化の歴史的な変容を解明.また,朱子学・実学・西学などとの思想的関係や,中国数学・西洋数学との関係についてものべる.
目次
前言
緒 章 中国の数学と数学思想
第一章 新羅と高麗の数学
第二章 世宗と朝鮮朝数学のフレームワーク
第三章 東算の成立と天元術
第四章 西算の伝入——崔錫鼎と洪大容
第五章 純性理学的な数学書の出現——黄胤錫と裴相説
第六章 正祖期の数学と西算の伸張
第七章 西算の深化と伝統の再評価
第八章 実学者の算学研究——丁若鏞と崔漢綺
終 章 朝鮮数学と東アジア
後言/参考文献/索引