対立と共存の歴史認識 日中関係150年
A5判 440ページ
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-023060-5 C1020
奥付の初版発行年月:2013年08月
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-023060-5 C1020
奥付の初版発行年月:2013年08月
内容紹介
尖閣諸島,反日デモ,橋下大阪市長の歴史認識の発言,安倍首相の村山談話の見直し…….歴史認識をめぐり日中両国には依然として隔たりがある.本書は,近代日中関係150年のなかで活躍した人物に注目し,近代日中関係史の中にその人びとを位置づけ,新たな視点から歴史認識に迫る,歴史研究の最前線.
目次
はしがき(劉 傑・川島 真)
第1部 日本の中国像、中国の日本像
1章 1880年前後の日中ジャーナリズム論争——琉球併合・アジア・相互イメージ(塩出浩之)
2章 清末駐日使節団の日本理解——琉球・朝鮮・条約改訂(戴 東陽)
3章 亡国、亡省、亡人——1915年から25年における中国の3回にわたる反日運動の変化(王 奇生)
4章 戦火での映像と人生——日中全面戦争時の重慶映画と映画人(汪 朝光)
第2部 日中共存への試み・相互認識と期待
5章 中国青年将校の日本陸軍留学体験——