歴史の描き方
歴史の描き方1 ナショナル・ヒストリーを学び捨てる
四六判 248ページ
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-13-025016-0(4-13-025016-7) C332
奥付の初版発行年月:2006年11月
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-13-025016-0(4-13-025016-7) C332
奥付の初版発行年月:2006年11月
内容紹介
これまでにも戦後歴史学の行き詰まりを反省しつつ,「近代日本像」そのものの再検討の要が語られることはあった.本巻では,そうした自問自答を現時点の言語状況とつきあわせつつ再検討し,あえて大胆に,近代「日本」像,あるいは反「日本」像を描きだすことを試みる.
歴史の描き方【全3巻】
目次
小序 酒井直樹
I 近代はどう描かれてきたか
1 パンドラの箱——民衆思想史研究の課題 ひろたまさき(歴史研究者)
2 鏡の館——アメリカの日本歴史研究 キャロル・グラック(コロンビア大学)
II イメージの解体へ
3 近世の出版文化と「日本」 横田冬彦(京都橘大学)
4 暴力の近代化 デビッド・ハウエル(プリンストン大学)
5 日本史と国民的責任 酒井直樹(コーネル大学)
[座談会] キャロル・グラック+酒井直樹+成田龍一