重慶国民政府史の研究
A5判 424ページ
価格:9,900円 (消費税:900円)
ISBN978-4-13-026124-1(4-13-026124-X) C302
奥付の初版発行年月:2004年12月
価格:9,900円 (消費税:900円)
ISBN978-4-13-026124-1(4-13-026124-X) C302
奥付の初版発行年月:2004年12月
内容紹介
首都が重慶に移された抗日戦争期を中心に国民政府統治地域の政治・経済・社会・文化,そして国民政府の外交を包括的に検討.中国近現代史における大きな転換点であった当該期の歴史的性格を明らかにする.
目次
総論 重慶国民政府論(石島紀之)
第I部 政治過程
第1章 国防最高委員会の組織と活動(劉維開)/第2章 戦時行政改革と党政考核委員会(味岡徹)/第3章 抗戦時期国民参政会の研究(周勇)/第4章 抗戦時期の国共関係と国共交渉(井上久士)/第5章 劉文輝の西康省経営と蒋介石(今井駿)/第6章 中国抗日戦略と対米「国民外交工作」(土田哲夫)/第7章 「スティルウェル事件」と重慶国民政府(加藤公一)
第II部 経済・社会政策
第1章 戦時工業政策と工業発展(久保亨)/第2章 重慶国民政府の貿易統制政策(鄭会欣)/第3章 重慶国民政府の民間航空(萩原充)/第4章 糧食・兵士の戦時徴発と農村の社会変容(笹川裕史)/第5章 西北地区における水利灌漑建設と戦時農業建設(山本真)
第III部 文化・教育・民衆
第1章 戦時言論政策と内外情勢(中村元哉)/第2章 重慶国民政府の教科書政策(高田幸男)/第3章 昆明における抗戦とリベラリズム(水羽信男)/第4章 国民精神総動員下における国民月会(姫田光義)/第5章 戦時華僑政策と帰国華僑問題(菊池一隆)
重慶国民政府史研究文献目録(天野祐子編)