上海をめぐる日英関係 1925-1932年 日英同盟後の協調と対抗
A5判 304ページ
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-026129-6(4-13-026129-0) C302
奥付の初版発行年月:2006年10月
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-026129-6(4-13-026129-0) C302
奥付の初版発行年月:2006年10月
内容紹介
中国ナショナリズムの高まりに対し,日英は競争と協調とを交錯させ複雑な関係にたつこととなる.イギリスと日本の外交文書を直接の史料として,この複雑な外交関係を上海を主たる「場」として,1925年から32年にかけての日英関係を検討し明らかにしている.
目次
序 章 上海をめぐる日英関係 一九二五—一九三二年
第1章 イギリスと上海
第2章 五・三〇事件とイギリス
第3章 イギリスの対中政策転換と上海の「防衛」
第4章 イギリスと第一次山東出兵
第5章 日本とイギリスの立場の逆転
第6章 駐日大使サー・ジョン・ティリー
第7章 南京国民政府の新政策と日英
第8章 排日貨の復活とイギリス人の反応
終 章 協調と対抗