三井越後屋奉公人の研究
西坂 靖:著
A5判 384ページ
価格:8,250円 (消費税:750円)
ISBN978-4-13-026213-2(4-13-026213-0) C302
奥付の初版発行年月:2006年12月
価格:8,250円 (消費税:750円)
ISBN978-4-13-026213-2(4-13-026213-0) C302
奥付の初版発行年月:2006年12月
目次
第一章 近世都市と巨大店舗
巨大店舗の登場/都市社会と巨大店舗
第二章 三井越後屋の店々と奉公人数
越後屋の店々と沿革/「惣人数」の変遷
第三章 越後屋京本店の奉公人とその組織——元治元年(1864)の事例
二種類の奉公人/奉公人の組織化——職階・役所・組/奉公人の退職
第四章 手代の昇進——享保五年(1720)〜天保10年(1839)入店者を対象に
入店/昇進 補論1 暖簾分け/補論2 中年者
第五章 手代の報酬——元手銀と小遣・年褒美・割銀
元手銀/小遣・年褒美・割銀/退職時に取得する銀額
第六章 手代の欠勤時間管理と欠勤状況——「改勤帳」の分析
欠勤時間の掌握・評価のしくみについて/「改勤帳」にみる手代の勤務成績——明和〜天明期と文政・天保期
補論3 「改勤帳」調査にもとづく褒賞の仕組み——天保11年(1840)の事例
第七章 手代の規律違反と処罰——「批言帳」の分析
「批言帳」の概要/手代の規律違反の内容/規律違反者に対する処罰/規律違反者に対する吟味のあり方/繰り返される規律違反と処罰 補論4 式目類の読み聞かせ・判取り・掲示/補論5 子どもの規律化
むすびにかえて