現代外交の分析 情報・政策決定・外交交渉
A5判 452ページ
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-030025-4(4-13-030025-3) C303
奥付の初版発行年月:1971年07月
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-030025-4(4-13-030025-3) C303
奥付の初版発行年月:1971年07月
内容紹介
国家間の複雑な利害を調整するための「外交」が,一体どんな仕組み,プロセスで行なわれるかを分析.外交とは何か,外交官,外務省,情報,政策決定,外交交渉,外交の民主的統制の7章よりなる「現代外交」入門である. 吉田茂賞受賞
目次
序文にかえて
I 外交とは何か
一 映像と現実
二 外交の意味——その多義性
三 外政機構と外交文書
II 外交官
一 外交官の不評判——局外者のイメジ
二 外交官の歴史的な起源
三 常駐専門外交官制度
四 在外公館
五 外交官の理想像
六 領事
III 外務省
一 総説
二 英国の外務省
三 日本の外務省
IV 情報——その収集・分析・綜合
一 在外公館の情報入手
二 外務省への報告
三 外務省における情報の処理
V 政策決定
一 総説
二 外務省における決定過程
三 外務省と他の諸官庁,非政府機関との協議——外交と内政
四 内閣における政策決定
五 若干の問題点
VI 外交交渉
一 序説
二 通常の外交径路による交渉
三 国際会議——「会議外交」と「議会式外交」
四 首脳者会談
五 政策決定と外交交渉との相互連環——フィードバック再論
六 総括——チャールズ・ウェブスターの外交交渉論
VII 外交の民主的統制
一 序説——問題の所在
二 議会によるコントロール
三 世論によるコントロール
四 シビリアン・コントロール
〔付録〕米国人の眼に映った「五・一九」以後
文献解題
あとがき