政策の総合と権力 日本政治の戦前と戦後
A5判 272ページ
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-030102-2(4-13-030102-0) C303
奥付の初版発行年月:1996年04月
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-030102-2(4-13-030102-0) C303
奥付の初版発行年月:1996年04月
内容紹介
1920年代から60年代の日本政治においては,政策の機能的な一元化の試みが繰り返された.本書は,水利開発政策,水資源政策および国土政策の「総合」をめぐる権力過程を描き出し,戦前・戦後の政治史を新たな角度から見通す意欲的論集である. サントリー学芸賞受賞
目次
序 「政策の総合」とは何か
I 国策統合機関設置問題の史的展開——国策の主体形成と機能的再編をめぐって
II 水理開発と戦前期政党政治——水理政策の多面的展開と戦略的体系化をめぐって
III 水資源開発と戦後政策決定過程——水資源政策の複層的展開と制度的完成をめぐって
IV 国土計画と戦時・戦後の社会
あとがき/索引(人名・事項)