政治制度としての陪審制 近代日本の司法権と政治
A5判 328ページ
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-030125-1(4-13-030125-X) C303
奥付の初版発行年月:2001年09月
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-030125-1(4-13-030125-X) C303
奥付の初版発行年月:2001年09月
内容紹介
近代の日本および欧米において,陪審制はいかに意味づけられてきたのか.明治憲法体制下の日本に陪審制が導入された政治的プロセスを克明に描いた旧著『近代日本の司法権と政党』に新稿を加え,「国民の司法参加」のあり方が模索される今,陪審制の意味を問う.
目次
序論 政治制度としての陪審制——日本および欧米
本論 日本における陪審制成立の政治史
問題と視角
第一章 陪審制の政治史的文脈
第二章 日本における陪審制の受容
第三章 陪審法案をめぐる政治的攻防——政友会対枢密院
結論補論 大津事件における司法権と政治
I 大津事件の政治史的意味
II 尾佐竹猛著『大津事件』復刊によせて
大津事件関係主要資料文献