世界の対中認識 各国の世論調査から読み解く
四六判 258ページ
価格:4,840円 (消費税:440円)
ISBN978-4-13-030183-1 C3031
奥付の初版発行年月:2022年01月 / 発売日:2022年01月上旬
価格:4,840円 (消費税:440円)
ISBN978-4-13-030183-1 C3031
奥付の初版発行年月:2022年01月 / 発売日:2022年01月上旬
内容紹介
大国・中国を世界はどのように見ているのか。対立下にあるアメリカ、海峡を挟んで緊張が続く台湾、自由を奪われつつある香港、領土問題で対立するフィリピン、そして対中依存度を増す日本は、中国をどのように認識しているのか。最新の分析結果から明らかにする。
著者プロフィール
園田 茂人(ソノダ シゲト)
東京大学東洋文化研究所教授、北京日本学研究センター主任教授
謝 宇(シャ ウ)
プリンストン大学社会学部教授、プリンストン大学現代中国研究センター長
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序 章(園田茂人、謝宇)
第1章 世界の対中認識――その傾向と関連要因(謝宇、靳永愛)
第2章 アメリカの対中認識――深まる貿易摩擦の背後にあるもの(靳永愛、ショーン・ドウリス、謝宇)
第3章 対中世論とメディアのフレーム――ニューヨーク・タイムズの事例(黄俊銘、ギャビン・クック、謝宇、靳永愛)
第4章 日中相互認識の非対称性?――日本で対中認識が改善しないのはなぜか(園田茂人)
第5章 1つの中国・2つの意識――台湾と香港における対中認識悪化の要因を探る(陳志柔、鄭宏泰)
第6章 若年層に拡がる中国(人)嫌悪――フィリピンの事例分析(アレソン・Ⅱ・デセナ・ヴィロタ、園田茂人)
第7章 新型コロナウイルス感染症は世界の対中/対米認識をいかに変えたか(ジェイコブ・トーマス、梁楽萌、園田茂人、謝宇)
終 章(園田茂人)