アジア学の将来像
A5判 522ページ
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-030202-9(4-13-030202-7) C303
奥付の初版発行年月:2003年06月
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-030202-9(4-13-030202-7) C303
奥付の初版発行年月:2003年06月
内容紹介
東洋文化研究所創立60周年記念事業の一環として,アジアの政治・経済・社会・文化・宗教・民族までを,研究スタッフ18名がそれぞれの専門分野から深く掘り下げて書き下す.序 アジア学の方法とその可能性/第一部 伝統アジア 現代アジア/第二部 新しいアジア像を求めて
目次
序 アジア学の方法とその可能性(原洋之介)
第一部 伝統アジア 現代アジア
「史」の時代から諸子の時代へ(平勢隆郎)
中国近現代文学の基本構造とその終焉についての試論(尾崎文昭)
「渚上日記」死亡記事の分析(宮嶋博史)
冥想の思想史(丘山 新)
アメリカ技術使節団(1942年)について(中里成章)
ムハンマド伝の再検討(後藤 明)
地域の思想を知る(長沢栄治)
グローバリゼーションは人の悩みをさらに深めるものなのか?(猪口 孝)
第二部 新しいアジア像を求めて
「東アジア」という新地域形成の試み(田中明彦)
多様性と普遍性(池本幸生)
「開発」の時代とその終焉(加納啓良)
自然にまどろむ(松井 健)
儀礼から見たインドの過去と現在(永ノ尾信悟)
イスラームの伝統的知の体系とその変容(鎌田 繁)
都市の壁(羽田 正)
市場とコミュニティー(関本照夫)
書画のアジア 彫刻のアジア 建築のアジア 美術のアジア(小川裕充)