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法とフィクション

法とフィクション

A5判 408ページ
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-13-031165-6(4-13-031165-4) C303
奥付の初版発行年月:1999年05月

内容紹介

法の解釈とは何か,を一貫して追求してきた著者の,「法の解釈における制定法の意義」以降の八編のフィクション論をまとめる.法におけるフィクション〔擬制〕の意味の追求から,そもそも人間にとってフィクションはどんな意味をもつのか,というテーマに至る緻密な考察.1998年10月に死去した著者の四〇数年にわたる研究成果が結実した珠玉の論文集.


目次

はしがき  村上淳一

I フィクション論序説
II 法の解釈における制定法の意義
III 「法における擬制」について
IV モデルと擬制
V 文学における虚構と真実
VI フィクションとしての神
VII フィクションとしての自由意志
VIII フィクションとしての社会契約

余白に  木庭顕
本書の成り立ち  三藤邦彦


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