新装版 なぜ「表現の自由」か
奥平 康弘:著
A5判 392ページ
価格:7,920円 (消費税:720円)
ISBN978-4-13-031187-8 C3032
奥付の初版発行年月:2017年05月
価格:7,920円 (消費税:720円)
ISBN978-4-13-031187-8 C3032
奥付の初版発行年月:2017年05月
内容紹介
なぜ表現の自由は,他の自由と比べて,特別に厚く保護されるべきなのか? アメリカの哲学界・憲法学界で今日なお盛んな表現の自由の原理論をふまえて,現代社会における表現の自由の展開,さらに政府保有情報に対する公衆の知る権利など,ホットな課題を追究.初版1988年.
目次
第一部 なぜ「表現の自由」か
第一章 なぜ「表現の自由」か
第二部 現代社会における表現の自由の展開
第二章 税関検査の「検閲」性と「表現の自由」
第三章 選挙運動の自由と憲法——アメリカ合衆国のばあい——
第四章 選挙運動の自由と憲法——日本のばあい——
第五章 国家が読む自由を奪うとき——未決在監者の新聞閲読の自由——
第六章 法定に出席し傍聴しメモをとる権利——憲法体系からの一考察——
第七章 法廷内「メモ採取の自由」をめぐって——東京地方裁判所判決(1987年2月)コメント——
第三部 現代社会における知る権利の展開——アメリカの経験——
第八章 政府保有情報の開示請求権をめぐる論議——アメリカ合衆国のばあい——
あとがき
解題(木村草太)