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契約法の基層と革新

契約法の基層と革新

A5判 304ページ
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-13-031206-6 C3032
奥付の初版発行年月:2024年07月 / 発売日:2024年07月下旬

内容紹介

取引がグローバル化する現在、契約法には普遍性が求められるが、一方で契約が締結される地域的実情も反映される。そもそも契約とは何であり、契約法はいかにあるべきか。どのような革新が必要なのか。第一線で活躍する研究者が、契約法をめぐる重要論点について最先端の議論を展開する。

著者プロフィール

石川 博康(イシカワ ヒロヤス)

東京大学社会科学研究所教授

加毛 明(カモ アキラ)

東京大学大学院法学政治学研究科教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はしがき(加毛 明)

第1章 事情変更法理はなぜ重要なのか(北山修悟)
第2章 表意者の認識・判断と意思表示理論――認知科学と法理論のすれ違いの一斑(渕 史彦)
第3章 関係的契約と信義誠実義務(石川博康)
第4章 不動産賃貸借に関する個人保証の行方(新井 剛)
第5章 第三者のためにする契約に対する障害の理由(新堂明子)
第6章 別荘地管理契約の解除に関する一考察――制度的契約論からの示唆(堤 健智)
第7章 国際投資調停と第三者参加(石川知子)
第8章 外国法の比較研究における共通性と差異(加毛 明)
第9章 債権法改正の一側面――錯誤の規定を素材に(内田 貴)

あとがき(石川博康)


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