近代東アジア国際関係史
A5判 288ページ
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-032207-2(4-13-032207-9) C303
奥付の初版発行年月:2004年08月
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-032207-2(4-13-032207-9) C303
奥付の初版発行年月:2004年08月
内容紹介
西欧列強の進出に直面した中国や日本はいかなる変容を迫られたのか.その過程で,東アジアの国際関係はどのような展開を遂げたのか.著者の長年の講義に基づき,西力東漸から日中全面戦争へといたる近代東アジア国際関係の展開を体系的にとらえた通史.
目次
第一章 世界史の中の東アジア
第一節 東アジアの伝統的国際秩序
第二節 西力東漸
第二章 不平等条約体制の形成
第一節 アヘン戦争とアロウ戦争
第二節 不平等条約体制
第三節 仏領インドシナの成立
第三章 日清戦争と列強の進出
第一節 清の弱体化
第二節 日清戦争
第三節 清国は崩壊するか?
第四章 日露戦争と同盟協商外交
第一節 日露戦争
第二節 同盟協商外交
第三節 日本の権益と国際緊張
第五章 辛亥革命と第一次世界大戦
第一節 辛亥革命
第二節 軍閥の時代へ
第三節 第一次世界大戦と日中の対立
第六章 共産主義と東アジアの国際関係
第一節 マルクス主義と東アジア
第二節 外モンゴルの変容
第三節 第一次国共合作への道
第七章 国民革命の展開と日本
第一節 五・三十事件
第二節 北伐
第三節 ワシントン体制と幣原外交,田中外交
第八章 満州事変
第一節 山東出兵と張作霖爆殺
第二節 満州事変の背景
第三節 満州事変以後
第九章 盧溝橋事件からアジア・大平洋戦争へ
第一節 大陸制覇
第二節 愚策,猪突,死闘
第三節 人の世の悩みは絶えぬ