概説 日本の公共政策 第2版
新藤 宗幸:著
四六判 288ページ
価格:3,190円 (消費税:290円)
ISBN978-4-13-032229-4 C3031
奥付の初版発行年月:2020年09月 / 発売日:2020年09月下旬
価格:3,190円 (消費税:290円)
ISBN978-4-13-032229-4 C3031
奥付の初版発行年月:2020年09月 / 発売日:2020年09月下旬
内容紹介
公共政策とは何か.それはどのようにつくられ,実施され,評価されているのか.本書は,日本の政策プロセスを東日本大震災,原発問題,過労死,新型コロナウイルス問題など具体的な話題を通して考え,イノベーションの道を探る.大きく変化した政治と行政の関係をふまえた全面改訂第2版.
著者プロフィール
新藤 宗幸(シンドウ ムネユキ)
千葉大学名誉教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はしがき
1章 公共政策とは何か
1 公共政策の発展
2 公共政策の構成要素
3 政策の作成と参加者
4 政策作成と実施の関係
2章 公共政策作成の条件
1 政策準備の環境――政権主導と財源
2 政策準備の制度――政権主導と政治的アクター
3 法律作成のプロセス
4 予算作成のプロセス
3章 政策の実施
1 政策の実施過程と活動主体
2 政策の実施と法規の裁量
3 公共事業の予算と実施主体
4 第一線職員の実施活動
5 政策コミュニティの権能
4章 政策の実施と地方自治
1 日本の政府間関係と集権・融合
2 公共サービスと政策実施
3 指導・助言と政策実施
4 「歳入の自治」と政策実施
5章 公共政策のイノベーションと政策評価
1 公共政策の「公共性」と「市民性」
2 政策情報の回路の多元化
3 政策情報のカテゴリーと公開
4 政策作成・実施手続きへの参加
5 国会にもとめられる市民の目線での政策評価