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日台関係史 1945-2020 増補版

日台関係史 1945-2020 増補版

A5判 340ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-032230-0 C3031
奥付の初版発行年月:2020年10月 / 発売日:2020年10月上旬

内容紹介

日本と台湾の戦後から現在までの歴史をグローバルな視点から描き出す通史.東アジアを的確に理解するために必要な戦後の日台関係の歴史について,連続と非連続を総合的に叙述した初版から約12年,その後の東アジア,そして世界のなかでの変容を増補する.

著者プロフィール

川島 真(カワシマ シン)

東京大学大学院総合文化研究科教授

清水 麗(シミズ ウララ)

麗澤大学外国語学部教授

松田 康博(マツダ ヤスヒロ)

東京大学東洋文化研究所教授

楊 永明(ヨウ エイメイ)

台湾大学政治学系教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

序 章 戦後日華・日台関係を概観する(川島 真・松田康博)

第I部 日華関係の展開と終焉
第一章 日華・日台二重関係の形成――1945-49年(川島 真)
第二章 日華関係正常化の進行――1950-57年(川島 真)
第三章 日華関係再構築への模索とその帰結――1958-71年(清水 麗)
第四章 日華断交と七二年体制の形成――1972-78年(清水 麗)

第II部 国際構造変動下の日台関係
第五章 日台関係の安定化と変化への胎動――1979-87年(松田康博)
第六章 台湾の民主化と新たな日台関係の模索――1988-94年(松田康博)
第七章 安全保障の二重の三角関係――1995-99年(楊 永明)
第八章 東アジアの構造変動と日台関係の再編――2000-07年(楊 永明)
第九章 安定化する中台関係下で展開する日台関係――2008-16年(松田康博)
第十章 「失われた好機」と深化する積み上げ式実務関係(清水 麗)


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