教材 刑事法入門
大越 義久:編著
A5判 264ページ
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-13-032321-5(4-13-032321-0) C303
奥付の初版発行年月:1999年10月
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-13-032321-5(4-13-032321-0) C303
奥付の初版発行年月:1999年10月
内容紹介
刑事法の資料・判例はどう読みこなせばよいのか.本書は,判例分析を通して,法学に取り組む際に必要な論理的かつ複眼的思考を用いた読み方を提示しようと試みる.刑法・刑事訴訟法の基礎を学びながら法的思考の養成を目指す新しいタイプのテキスト.
目次
はしがき
I 刑事法システムと判決
裁判所の組織
刑事訴訟手続の概要
警察組織と検察組織
起訴状から判決まで——覚せい剤取締法違反被告事件を素材に
II 事実認定
偽計による自白——自白の任意性とは何か
自白と補強証拠,共犯者の自白
違法収集証拠の証拠能力
証拠に基づく事実認定の一例
事実が縮小認定された一例
III 法律の適用——刑法の解釈
拡張解釈の事例
縮小解釈の事例
類推解釈の事例
IV 事実認定と法律の適用
事実認定と法律の適用についての一事例
V 量刑理由
刑罰の効果如何