東大政治学
四六判 280ページ
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-13-033111-1 C1031
奥付の初版発行年月:2024年09月 / 発売日:2024年09月下旬
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-13-033111-1 C1031
奥付の初版発行年月:2024年09月 / 発売日:2024年09月下旬
内容紹介
紛争や悲劇は避けることができないのか。どうして日本の政治家の大半は男性なのか。そもそも政治はなぜ必要なのか。東大1、2年生たちの好奇心に応えながら、法学部の政治学系スタッフがそれぞれの研究について熱く語った珠玉の講義。東大で政治を学び、東大から政治を考えよう。
目次
はじめに
第1講 日本の有権者と政治家――序論にかえて(谷口将紀)
第2講 政治とは、国際政治とは――戦争と平和の問題を中心に(遠藤乾)
第3講 「冷戦の終わり方」を問い直す――ドイツ統一をめぐる国際政治史研究を題材に(板橋拓己)
第4講 「利益誘導」の条件――日仏の政治史を比較すると何が見えるか?(中山洋平)
第5講 現代アメリカの政治――「分断」の由来と大統領の挑戦(梅川健)
第6講 「中国化」の中国政治――習近平のアイデンティティ政治を読み解く(平野聡)
第7講 自由をめぐる政治思想(川出良枝)
第8講 「公共」と政治学のあいだ――日本政治思想史の視角から(苅部直)
第9講 戦前の政党内閣期が示唆すること(五百旗頭薫)
第10講 現代日本の官僚制と自治制――行政研究の焦点(金井利之)
第11講 ジェンダーと政治(前田健太郎)
第12講 憲法をめぐる政治学(境家史郎)
第13講 租税政策をめぐる福祉国家の政治――比較の中の日本(加藤淳子)