少年犯罪 統計からみたその実像
四六判 230ページ
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-13-033203-3(4-13-033203-1) C103
奥付の初版発行年月:2000年10月
価格:1,980円 (消費税:180円)
ISBN978-4-13-033203-3(4-13-033203-1) C103
奥付の初版発行年月:2000年10月
内容紹介
佐賀のバスジャック,豊川主婦殺害事件—— .凶悪事件が連日報道されている現在,少年犯罪はもはや危機的状況を迎えつつある.気鋭の刑法学者が統計資料を精緻に分析,見えにくい少年犯罪の実態に迫る.犯罪から現代の日本社会を透視する必読の一冊.
目次
はしがき
1 少年犯罪は本当に増えているのか
2 「治安のよい国日本」の終焉
3 少年非行とはなにか
4 非行少年はどう扱われるか
5 戦後復興と少年犯罪
6 「自由の加速」——83年のピークに向かって
7 少年犯罪の現在——統計の示す危機的状況
8 少年犯罪の発生状況には地域差があるのか
9 増大する女性の犯罪
10 社会的構造の変化と犯罪
11 アメリカの少年犯罪はどのようにして増加したのか
12 アメリカの少年犯罪の増加はなぜ止まったのか
13 少年犯罪にどう対応したらよいのか