現代南アジア
世界システムとネットワーク
A5判 392ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-034166-0(4-13-034166-9) C333
奥付の初版発行年月:2003年02月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-034166-0(4-13-034166-9) C333
奥付の初版発行年月:2003年02月
内容紹介
世界システムの構造的連関と,外部世界とつながるヒト・モノ・資本・情報の動きが交差するなかで南アジアは地域形成を遂げてきた.国際政治や世界経済,移民,小品や金融取引ネットワークなどの歴史的役割を浮き彫りにし,グローバルな文脈で南アジア世界をとらえる
目次
はじめに (秋田茂・水島司)
第1部 南アジアと世界システム
第1章 イギリス帝国の再編(秋田茂)
第2章 英印外交・軍事関係の変貌(木畑洋一)
第3章 「関係の風化」?(B・R・トムリンスン)
第4章 非同盟主義との遭遇(油井大三郎)
第5章 世界システムとの遭遇と離反(吉田修)
第6章 インド外交とソ連・ロシア(清水学)
第7章 冷戦後アメリカの南アジア政策(田中明彦)
第8章 アジア太平洋経済圏の興隆とインド(杉原薫)
第2部 南アジアと地域ネットワーク
第9章 イギリス植民地支配の拡張とインド人ネットワーク(水島司)
第10章 交差するインド系ネットワークと華人系ネットワーク(濱下武志)
第11章 アジア通商網のなかの南アジアと戦前期日本(籠谷直人)
第12章 南アフリカのインド系移民(大石高志)
第13章 シンガポールの中国系・南アジア系移民(田中恭子)
第14章 グローバリゼーション下の在日インド人社会(澤宗則・南埜猛)