丸山眞男講義録
丸山眞男講義録 第一冊 日本政治思想史1948
A5判 312ページ
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-034201-8(4-13-034201-0) C133
奥付の初版発行年月:1998年05月
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-034201-8(4-13-034201-0) C133
奥付の初版発行年月:1998年05月
内容紹介
戦中の記念碑『日本政治思想史研究』を引き継ぎ,封建社会の完成がすなわち崩壊であり,近代への序曲となるプロセスを描きだす.半世紀の時を越えてよみがえる初期講義には,「戦後」という時代の歴史意識が鮮明に刻印されている.(解題:宮村治雄)
目次
序 開講の辞 — 思想史の方法論について
第一章 徳川封建制の機構と精神
第二章 伝統的イデオロギーの諸形態
第三章 近世儒教の興隆とその社会的基礎
第四章 初期朱子学者の政治思想
第五章 朱子学的世界像の分解
第六章 元禄・享保期の社会と文化
第七章 儒教思想の革命的転回=徂徠学の形成
第八章 石門心学の勃興とその展開
第九章 近世後半期の社会及び思想の大勢
第十章 国学思想の発展
付章一 中期朱子学派の景況
付章二 安藤昌益
付章三 結論
解題
人名索引