丸山眞男講義録
丸山眞男講義録 第五冊 日本政治思想史 1965
A5判 348ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-034205-6(4-13-034205-3) C133
奥付の初版発行年月:1999年09月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-034205-6(4-13-034205-3) C133
奥付の初版発行年月:1999年09月
内容紹介
古代国家の崩壊のなか抬頭してきた鎌倉武士団を大きくクローズアップさせ,時と状況を重視する戦闘者の行動様式のうちに,主体的エートスの創出を見る.幕末・維新の志士における「忠誠と反逆」の歴史的源流を突きとめた,未公開の注目すべき論稿.
目次
はじめに
第一章 日本思想史の歴史的所与
第二章 武士のエートスとその展開
初期武士団の発生と構造
「武者の習」もしくは「弓馬の道」の形成
武士のエートスの概念的洗練
変容と分化
戦国武士道の形成
第三章 神道のイデオロギー化
神仏習合の思想的過程
神道理論の発展
『神皇正統記』の思想的位置