政治空間の変容と政策革新
政治空間の変容と政策革新1 政策革新の理論
A5判 272ページ
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-13-034261-2 C333
奥付の初版発行年月:2008年03月
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-13-034261-2 C333
奥付の初版発行年月:2008年03月
内容紹介
市場経済化やグローバル化の進展,科学技術の発展に伴って,政治の世界も大きな変容を見せている.そのダイナミズムはどのようにして捉えればよいのか.変わりゆく政治のあり方を探究するために,政策革新がもたらされるメカニズムの分析枠組を提示する.
目次
序 章 政策革新と政治(城山英明)
第I部 政策革新のメカニズム
第1章 先進国の政治変容と政策革新——政策システム研究の分析視角(城山英明・前田健太郎)
第2章 全体と部分——政府間関係と政策システム(森田 朗・平島健司・金井利之)
第3章 技術変化と政策革新——フレーミングとネットワークのダイナミズム(城山英明)
第4章 分裂と統合——現代民主主義論と政策システム論(山崎 望)
第II部 環境条件の変容と政策システムの対応
第5章 ゲートキーパーとリーダーシップ——グローバリゼーションのなかの政策選択のメカニズム(藤原帰一)
第6章 市場と政府——財政投融資制度の転換と金融自由化(田辺国昭)
第7章 市場・地域統合と政官ネットワーク——仏伊地方公共投資をめぐる政策システムの転換(中山洋平)
第III部 政党間対立・競争の役割と限界
第8章 政党と政策革新——政権交代の可能性と限界(谷口将紀・安井宏樹)
第9章 日本の政党の競争空間の変化——政党再編期の専門家調査(1996〜2005年)による分析(加藤淳子・観音悠人)
第10章 アメリカの政党制——メタ政策システムとして(久保文明)