融ける境超える法
個を支えるもの 融ける境超える法1
A5判 304ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-035041-9(4-13-035041-2) C333
奥付の初版発行年月:2005年09月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-035041-9(4-13-035041-2) C333
奥付の初版発行年月:2005年09月
内容紹介
人権問題の諸相を捉えることを起点に,自律と支援の交錯が如実に現れる児童福祉や,揺れ動く家族と国家・社会保障のあり方など,すべての基本となる「個人」を視座に据え,個人とその生活を支える様々な法システムの変貌を考察する.
融ける境 超える法【全5巻】
目次
序(岩村正彦・大村敦志)
I 個人をまもる
1 ペルーの人権NGO——その組織と活動(大串和雄)
2 障害児の出生をめぐる法的言説——ペリュシュ論議における民法学説の位相(大村敦志)
3 外国人雇用の現状と政策課題(末廣啓子)
II 子どもを育む
4 児童福祉における介入と援助の間(横田光平)
5 保育サービスの供給システムとサービス供給の実態——家族政策としての保育政策を考える(福田素生)
III 家族を開く
6 行政組織を通じた養育費の取立て(碓井光明)
7 児童虐待への対応における裁判所の役割——イギリスにおける被ケア児童との面会交流問題を素材に(久保野恵美子)
8 パクスの教訓——フランスの同性カップル保護立法をめぐって(大村敦志)
9 社会保障における世帯と個人(岩村正彦)