近代個人主義と憲法学 公私二元論の限界
A5判 264ページ
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-036115-6(4-13-036115-5) C303
奥付の初版発行年月:2000年03月
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-036115-6(4-13-036115-5) C303
奥付の初版発行年月:2000年03月
内容紹介
「個人の尊厳」「自己決定権」の基盤ともいえる近代立憲主義を,われわれは本当に理解しているのだろうか.ロックの政治理論における「公私二元論」の再検討をはじめ,近代立憲主義の淵源を辿ることを通して,個人主義の定義を試みる意欲作.
目次
序 章 端緒
第1章 ロックにみる「政治の領域」の観念
第2章 新生アメリカにおける「政治の領域」
第3章 明治日本の近代化過程における「政治の領域」への試み
終 章 戦後憲法学における「憲法学の領域」について