大学出版部協会

 

英仏の比較法的研究年金制度と国家の役割

年金制度と国家の役割 英仏の比較法的研究

A5判 352ページ
価格:6,270円 (消費税:570円)
ISBN978-4-13-036125-5(4-13-036125-2) C303
奥付の初版発行年月:2006年03月

内容紹介

激しい変化が予想される年金制度について,とりわけそのなかの「国家の役割」を分析の軸に,今後の法政策のあり方を展望する.イギリス,フランスという年金制度先進国の沿革と現状を詳細に分析,比較法的考察を通じて年金制度の光と影を浮き彫りにする.


目次

第1章 問題の所在
はじめに
1 日本の年金制度の概要と改革論
2 本書の目的・検討方法・構成
第2章 イギリス
1 自助から1908年老齢年金法へ
2 1925年寡婦・孤児および老齢者拠出制年金法の成立
3 Beveridge報告書と1946年国民保険法
4 Beveridgeモデルの変容
5 保守党政権下での年金改革
6 Blair労働党政権下での年金改革
7 小括
第3章 フランス
1 老齢者のための年金制度のはじまり
2 社会保険制度の導入
3 戦後における社会保障制度の構築
4 補足年金制度の発展
5 老齢者最低所得保障制度の創設と進展
6 フランスの老齢年金制度をめぐる1990年代以降の動向
7 小括
第4章 総括
1 英仏の年金制度の比較
2 国家の役割の機能的分析
3 国家の役割の規範的分析
4 日本への示唆
5 残された課題


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。