アメリカにおける事実審裁判所の研究
A5判 344ページ
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-036126-2(4-13-036126-0) C303
奥付の初版発行年月:2006年04月
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-036126-2(4-13-036126-0) C303
奥付の初版発行年月:2006年04月
内容紹介
アメリカ裁判制度の根幹である「事実審裁判所」に焦点を当て,その自律性を巡る法律審裁判所との緊張関係を理論的・実証的に分析,連邦制や陪審制を含む広い視野から,アメリカにおける権力分散や地域主義の意義とその法思想,法理論への影響を探究する.進行する日本の司法制度改革に貴重な示唆を与える本格的研究.
目次
はしがき
序章 事実審裁判所から見たアメリカ法
I 法理論の考察
第1章 法と事実——事実審裁判所の終局的判断領域への関心
第2章 法と裁量——事実審裁判所でのプレトライアル手続への関心
II ケース・スタディー
第3章 理論的考察からケース・スタディーへの架橋
第4章 性的嫌がらせを巡る訴訟
第5章 鉄道跡地の権原を巡る紛争
第6章 刑務所改革訴訟
終章 結論と今後の展望