末弘厳太郎と日本の法社会学
A5判 288ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-036128-6 C303
奥付の初版発行年月:2007年04月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-036128-6 C303
奥付の初版発行年月:2007年04月
内容紹介
日本の法社会学の始祖末弘厳太郎の幻の講義といわれていた「法律社会学」を全文掲載し,詳細な校注を施す.さらに,「解題」とともに「末弘法学の軌跡」「末弘の民法解釈と法理論」「末弘法社会学と戦後法社会学」の論稿を加え,日本の法社会学の学史研究に寄与するものである.
目次
はしがき(六本佳平)
第I部 末弘厳太郎講義「法律社会学」
第一講 序説
第二講 法律社会学の生成
第三講 法律社会学の諸傾向
第四講 法律社会学の課題
第II部 末弘法学と日本の法社会学——法学理論史の観点から
1 末弘「法律社会学」講義——その成立経緯と講義内容について(吉田 勇)
2 末弘法学の軌跡(石田 眞)
3 末弘博士の民法解釈と法理論(瀬川信久)
4 末弘法社会学と戦後法社会学(六本佳平)
末弘厳太郎年表