家族協定の法社会学的研究
越智 啓三:著
A5判 560ページ
価格:14,300円 (消費税:1,300円)
ISBN978-4-13-036132-3 C303
奥付の初版発行年月:2007年10月
価格:14,300円 (消費税:1,300円)
ISBN978-4-13-036132-3 C303
奥付の初版発行年月:2007年10月
内容紹介
農家の各成員の間で結ばれている契約,家族協定.高崎市の農村でのフィールド・ワークを基礎に家族協定の実態を調査し,さらにそこから窺える日本人の契約意識を探る.人々が契約を明確に意識し,しかも自発的に遵守している,そうした実践を何が可能にしているのか,その条件は何か.法社会学の基本研究書.
目次
序 章 本書の枠組みと構成
第1章 用語と概念の問題
第2章 農業統計からみた家族協定の背景
第3章 家族協定に関連する組織
第4章 家族協定の歴史的概観
第5章 家族協定の普及と経済的・制度的要因との関連
第6章 家族協定と日本の契約観
第7章 家族協定の社会的次元
第8章 事例研究:群馬県高崎市における家族協定
結論
付録(契約書実例一覧)/文献一覧/索引