自衛権の基層 国連憲章に至る歴史的展開
森 肇志:著
A5判 336ページ
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-036135-4 C303
奥付の初版発行年月:2009年03月
価格:7,480円 (消費税:680円)
ISBN978-4-13-036135-4 C303
奥付の初版発行年月:2009年03月
内容紹介
自衛権とはなにか.その概念は本来どのような意味をもち,いかに変化してきたのか.本書は,19世紀中葉から国際連合憲章制定時期までの自衛権概念の歴史的展開を,国家実行の緻密な分析を通して明らかにする.自衛権の重層的構造を指摘し,従来の議論を根本から問い直す意欲作.
目次
序 論
第1部 伝統的議論の束縛と自衛権をめぐる混乱
第1章 伝統的議論枠組
第2章 自衛権をめぐる「混乱」の深み
第2部 2つの自衛権概念
第3章 第一次世界大戦以前の自衛権概念
第4章 戦間期に確立した自衛権概念
第3部 国際連合憲章制定時点における自衛権概念
第5章 2つの自衛権概念の関係
第6章 国際連合憲章起草過程における自衛権
結 論