中国国民政府の対日政策 1931−1933
A5判 294ページ
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-036202-3(4-13-036202-X) C303
奥付の初版発行年月:2001年01月
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-036202-3(4-13-036202-X) C303
奥付の初版発行年月:2001年01月
内容紹介
日本側公刊文書と解禁されたばかりの中国側機密文書を含む膨大な第一次史料を駆使し,満州事変期の日中関係とその間の内外要因を解明する.従来の研究に新しい解釈を打ち出し中国国民政府の対日政策に客観的な評価を与える.1930年代の東アジア国際関係への総合的な分析に寄与する実証研究.
目次
序論
第1章 南京政府初期の対日関係(1927-1931)
第2章 「国際的解決」への固執
第3章 内憂問題と対日接近
第4章 日中危機と対ソ復交
第5章 「徹底抗日」論の再燃と対日政策の分裂
第6章 政策転換への情勢と条件
第7章 「局部的妥協」:確定の中の未確定
結論
基本資料目録