一九五五年体制の成立
A5判 292ページ
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-036212-2(4-13-036212-7) C303
奥付の初版発行年月:2002年12月
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-036212-2(4-13-036212-7) C303
奥付の初版発行年月:2002年12月
内容紹介
一九五五年から九三年の細川連立政権樹立まで,日本政治は自民党を政権党とし,社会党を野党第一党として展開された.本書は,戦後日本政治の方向を決定づけた一九五五年体制を,外交と内政,政党政治と労使関係など,多様な視点から詳細に分析する.
目次
序論 問題と視角
第一章 朝鮮休戦とMSA援助問題
朝鮮休戦と日本の政治・経済
MSA援助問題の展開
緊縮政策と労使協力への転換
第二章 緊縮政策の開始と限界
緊縮政策の本格的開始
経済団体の対応と労使関係
保守合同の出発と難航
第三章 インドシナ休戦と政権交代
インドシナ休戦と日米関係
吉田内閣の凋落と民主党の結成
社会党の攻勢と鳩山内閣の成立
第四章 一九五五年体制の成立
日米関係と保守合同の再出発
保守合同の進展と経済力の強化
社会党統一と保守合同
結論 総括と展望