現代日本の選挙政治 選挙制度改革を検証する
A5判 208ページ
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-13-036218-4(4-13-036218-6) C303
奥付の初版発行年月:2003年12月
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-13-036218-4(4-13-036218-6) C303
奥付の初版発行年月:2003年12月
内容紹介
1994年の選挙制度改革は日本の政治を変えたのか.本書は,改革後初めての96年衆議院選を対象として,全国有数の激戦区静岡第1区を取り上げ,新制度の下での候補者,政党,諸組織,地方議員,そして有権者の行動を分析し,選挙制度改革を検証する.
目次
序 論
第I部 経緯
第1章 盟主不在(1前史 2「市民代議士」の消滅)
第2章 混迷の序曲:1993年総選挙
(1市民代議士の復活? 2現職代議士の動揺(1) 3現職代議士の動揺(2) )
第3章 本命不在:静岡市の地方政界
(1静岡市長 2静岡県知事 3静岡市選出の地方議員)
第4章 候補者乱立
(1自民党の公認決定過程 2ビリヤード 3保守分裂 4候補者のデパート 5選挙結果 補論 その後の静岡1区)
第II部 分 析
第5章 政党組織(1政党本位をめざして 2検証 3考察)
第6章 組織票
(1組織票動員論をめぐって 2仮説と方法 3諸組織の推薦状況 4小括)
第7章 地方議員
(1地方議員の系列化 2仮説と方法 3検証 4小括 補「亥年現象」にかんする一考察)
第8章 有権者
(1政党支持の変動 2投票参加 3小選挙区における投票行動 4小選挙区票・比例代表票の配分)
結 論
主要登場人物の略歴
参考・引用文献
あとがき/索引