国際関係研究へのアプローチ 歴史学と政治学の対話
A5判 392ページ
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-13-036219-1(4-13-036219-4) C303
奥付の初版発行年月:2003年11月
価格:4,400円 (消費税:400円)
ISBN978-4-13-036219-1(4-13-036219-4) C303
奥付の初版発行年月:2003年11月
内容紹介
国際関係をいかに研究すべきか.本書は,戦争,平和,国家といった共通のテーマをもって国際関係の研究を行うアメリカの歴史学者と政治学者の対話の試みである.方法論を重点的に扱った本書は,日本の読者が国際関係を分析する視座を養うのにも有益であろう.
目次
序章 国際関係研究へのアプローチ(C.エルマン/M.F.エルマン)
第I部 方法
第1章 事実の説明と理論の構築(J.S.リーヴィ)
第2章 新しい外交史の構築へ向けて(S.ペルツ)
第3章 社会科学と歴史学(R.N.ルボウ)
第4章 歴史学,政治学における事例研究と過程追跡(A.ベネット/A.L. ジョージ)
第II部 事例
第5章 第二次世界大戦(G.L.ワインバーグ)
第6章 危機の二十年1919-39(R.L.シュウェラー)
第7章 コメント(C.K.フィンク)
第8章 限定的一般化を擁護して(J.L.ギャディス)
第9章 冷戦史研究における資料と方法(D.W.ラーソン)
第10章 コメント(W.C.ウォールフォース)
第III部 結論
第11章 国際関係史と国際政治学(R.ジャーヴィス)
第12章 国際関係史(P.W.シュローダー)
解説(渡辺昭夫)