マックス・ヴェーバーとポーランド問題 ヴィルヘルム期ドイツ・ナショナリズム研究序説
A5判 372ページ
価格:7,920円 (消費税:720円)
ISBN978-4-13-036220-7(4-13-036220-8) C303
奥付の初版発行年月:2003年11月
価格:7,920円 (消費税:720円)
ISBN978-4-13-036220-7(4-13-036220-8) C303
奥付の初版発行年月:2003年11月
内容紹介
ドイツ帝国最大の問題のひとつであるポーランド問題にヴェーバーはいかに関わったのか.ポーランド人農業労働者の排除を唱導した前半生と,「ロシアの脅威」への対抗を重視した後半生とに焦点を当て,ヴェーバーにおけるドイツ・ナショナリズムの展開を跡付ける.
目次
序 章 「西欧とドイツ」の視座の再検討
第一章 内政の優位—ポーランド人農業労働者排除の提唱
第一節 東方の世界との邂逅
第二節 ポーランド人農業労働者排除の論理とその展開
第三節 国民社会協会との葛藤
第四節 全ドイツ連盟及びドイツ・オストマルク協会への参加
第五節 レオ・ヴェーゲナーの育成
第二章 外政の優位—ロシアの脅威への対抗
第一節 ロシア政治の分析
第二節 旧ロシア領ポーランドを巡る闘争
第三節 ドイツ東部崩壊への抵抗
終 章 「西欧・ドイツ・東方」の視座の提唱