御一新とジェンダー 荻生徂徠から教育勅語まで
A5判 400ページ
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-036223-8(4-13-036223-2) C303
奥付の初版発行年月:2005年03月
価格:6,820円 (消費税:620円)
ISBN978-4-13-036223-8(4-13-036223-2) C303
奥付の初版発行年月:2005年03月
内容紹介
女性とはどのような存在であったのか? 「大奥」が輝き始める江戸時代初期から,「御一新」すなわち近代という新時代の幕開けまで,政治権力と女性との関わりに焦点を当て,一次資料を駆使しその実像を浮き彫りにする.秘密のベールに包まれていた「大奥」を解き放ち,従来の女性史像に再考を迫る.
目次
第一編 「埒もなき大名の妻」から「御一新」へ
第一章 荻生徂徠の「奥」批判
第二章 「奥」への猜疑
第三章 藩政改革とあらたな「大名の妻」
第四章 松平定信の大奥改革
第五章 大奥の氾濫
第六章 瓦解
第七章 女の再教育
第二編 「文明」の国へ
第一章 「御一新」
第二章 「文明」の課題
第三章 制度を立てる