知的実践としての開発援助 アジェンダの興亡を超えて
元田 結花:著
A5判 328ページ
価格:6,270円 (消費税:570円)
ISBN978-4-13-036229-0 C303
奥付の初版発行年月:2007年02月
価格:6,270円 (消費税:570円)
ISBN978-4-13-036229-0 C303
奥付の初版発行年月:2007年02月
内容紹介
戦後,国際的課題とされてきた開発をめぐっては,新たなアジェンダが次々と提示されてきた.現在の開発援助のあり方は,途上国の開発の実現という目的に照らして適切なのか.今日までの開発援助の理論と実践を体系的に分析し,その内在的限界を明らかにする.
目次
1 序 論
第I部 理論と実践の融合:「新しい包括の政治」への委託
2 開発援助における「開発理論」の展開
3 開発援助の実践:不確実性への対応を巡って
第II部 「新しい包括の政治」の実態
4 市民社会支援
5 参加型開発
6 「開発を進める方法」への移行の含意:広範な文脈に投影して
7 結論