政権交代の政治力学 イギリス労働党の軌跡 1994-2010
今井 貴子:著
A5判 296ページ
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-036267-2 C3031
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月下旬
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-036267-2 C3031
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月下旬
内容紹介
サッチャーの登場により不可能とみられていたイギリス労働党の政権奪還は,いかに成し遂げられ,13年に及ぶ政権運営はいかなるものだったのか?——党首二代にわたる立て直しの後,党首に就任したトニー・ブレアのもと抜本的な改革を経て政権交代を実現し,長期政権を築いたものの総選挙に敗退する労働党の軌跡を辿る.今日まで続く功績と負の遺産の解明を通じて,現代における政権交代の意義と教訓を提示した待望の書.
著者プロフィール
今井 貴子(イマイ タカコ)
成蹊大学法学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序 章 政権交代にどうアプローチするか
第1章 ネオ・リベラリズム時代のイギリス政治
第2章 ブレア党首の誕生
第3章 ブレア労働党の党内革命と右旋回
第4章 総選挙マニフェストの形成過程
第5章 労働党政権の制約と裁量
第6章 労働党政権の功罪
終 章 政権交代の光と影
Seeking and Maintaining Power: The Strategies, Achievements and Lessons of the British Labour Party, 1994-2010
Takako IMAI